葉酸過剰症はそこまで心配する必要はない

葉酸は水溶性のビタミンですので、通常の食事で摂り過ぎた程度では尿に溶けて排出されていくため、体に悪影響を与えることはありません。

成人の場合、推奨される葉酸の摂取量は1日あたり240μg以上で、上限が1300~1400μgです。実際に日本人が食事から摂取している葉酸の平均値は男女ともに300μg前後なので、一般的な食生活を行っている人の3倍の葉酸を摂っても基準値には当てはまるということになります。

また、何日かに一度、葉酸を摂りすぎる日があったとしても、即座に体に影響が出ることは考えられません。

そのため、食事からの摂取で過剰症と言われるほど葉酸を摂り続けることは困難であり、それほど心配することはありません。ただし、手軽に大量の葉酸を摂ることのできるサプリメントの使用については、必ず用法・用量を守るようにしましょう。

葉酸過剰症の症状としては、発熱や蕁麻疹、不眠症、むくみ、吐き気などを起こすことがあります。

人によってはいくら摂ってもなんの症状も悪影響もない場合もありますし、基準値内の摂取であっても体に変調が現れる人もいるので、はじめて葉酸サプリをとった後は注意が必要です。過剰症になった場合でも、ある程度使用を控えることによって症状は改善する場合がほとんどなので、そこまで心配する必要はありません。

その他、葉酸を過剰に摂りすぎると、亜鉛の吸収を阻害するようになってしまうこともあります。これは、本来小腸から吸収されるべき亜鉛が、葉酸と結合してしまうことによって失われてしまうためです。亜鉛が不足すると、成長期の子供の場合は成長が遅くなったり、大人であっても皮膚炎や脱毛症などになる可能性があります。とはいえ、亜鉛の吸収を葉酸が阻害するまでには、相当大量の葉酸が必要だという検証結果もありますので、通常の葉酸サプリメント使用ではそのような心配はありませんし、葉酸は過剰摂取よりも不足することによる影響が懸念される成分ですので、まずは十分な摂取をするように心がけましょう。

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