妊婦さんの葉酸の1日の必要量はどのくらい?

一般的に、成人も含めて12歳以上の葉酸摂取量は、一日あたり240μg以上であることが推奨されています。ただし、妊娠中の女性や妊娠の可能性がある女性の場合は、1日あたり400μg以上の摂取が望ましいとされており、最近では妊婦や妊娠を希望する女性を中心に葉酸サプリメントを利用するケースが増えているのです。

妊娠すると大量の葉酸が必要となるのは、葉酸欠乏症になった場合に胎児に二分脊椎などの影響が出る可能性があるためです。しかも、葉酸が最も必要とされるのは、妊娠発覚後ではなく、妊娠前の1カ月から妊娠3カ月の間。つまり、妊娠したことの自覚もない時期に、胎内では猛烈なスピードで胎児の細胞が増殖しており、葉酸が不足すると胎児の神経などの形成が不十分になる危険性があるということになります。妊娠の可能性のある女性は葉酸を多めに摂っておく必要があるというのはこのためで、多くの場合妊娠に気づいた時にはすでに妊娠2~3ヶ月ですから、妊娠に気づいてから慌てて葉酸を飲んでも遅いのです。

最も葉酸が必要とされる時期が妊娠初期ではありますが、もちろん妊娠4ヶ月目以降も葉酸が必要ないわけではありません。母親の胎内での胎児は、誕生後の3倍のスピードで成長していきます。つまり、出産まで胎児は猛烈な勢いで細胞を増殖させ、大きくなっていくということです。そこには当然大量の葉酸が必要ですから、妊娠している間は通常の倍、400μgの葉酸を毎日摂ることが大切になります。野菜などをバランスよく食べることは葉酸に限らず体調管理のためにも欠かせませんし、葉酸に限らず鉄分も不足しがちな妊婦はレバーから葉酸を摂るのもおすすめ。また、確実に必要量の葉酸を摂るために、葉酸サプリメントを利用するのもよいでしょう。葉酸サプリの中には、葉酸だけでなく、他のビタミン類やミネラルなども配合してバランスよく栄養を摂れるようにしたものもあります。自分のライフスタイルや体調に合わせて選ぶことができて便利です。

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